サルによる農作物の被害を防ごうと、新潟県胎内市で電気柵の設置研修会が開かれました。
稲穂をかじるサル。こちらは妙高市で撮影された、サルによる農作物被害の瞬間を捉えた映像です。
サルによる農作物の被害を防ごうと7月27日、胎内市の農家などを対象に開かれたのが、電気柵の設置研修会です。
胎内市では今年33の地域でサルによる農作物の被害が発生していて、おととしは約73万円、去年は約52万円の被害が確認されています。
24時間高電圧を流して侵入を防ぐ“電気柵”はサルの被害から畑を守る有効な手段となっている一方で、正しく設置できていないと被害を拡大させる要因になってしまいます。
【妙高グリーン企画 近藤圭介 代表】
「きちんと設置を覚えてもらう。その時に本来やってもらいたいのは、サルの場合は追い払い。皆さんできちんと心がけてもらえるといい」
【住民】
「ナスとかキュウリとか、当然やられている」
【住民】
「ちょっと値段は張るが、その分いきいきと畑に出て、収穫の楽しみを味わえればいいかな」
農作物を守るためにも、正しい知識で対策を立てることが重要です。