社員のウナギ丼を買ってきた上司 部下の『あるひと言』に反応して?「優しさに泣いた」

2023年7月30日は、土用の丑の日。
この日は、1年間で最も暑さが厳しいといわれ、健康管理の観点から「栄養価が高いものを食べるといい」とされています。
土用の丑の日に合わせて販売されるウナギには、ビタミンやカルシウム、鉄分、亜鉛、脂質などが豊富なため、夏バテ予防などから食べる風習があります。
焼き昆布(@Wwmajidesorena)さんの勤め先では、上司が社員の昼食のために、特上のウナギ丼弁当を買ってきてくれたといいます。
「お昼ご飯に食べな」と上司から渡された昆布さんは、「ヤッター!持って帰っていいすか、子供らが喜びます」とありがたく弁当を受け取ったのでした。
すると何かを思った上司は、「…おお」といった30分後、弁当を持って再び登場!昆布さんに、こういって渡しました。
「買ったの1つ余ったわ~。これも持って帰るんやで」
その時、察しのいい昆布さんは気付いてしまいました。上司が気を利かせ、追加で弁当を買ってくれたことに…。
※写真はイメージ
実は、眠くなるのを防ぐため、昼にはあまり食べないようにしている昆布さん。
その様子が『子供のためにウナギを我慢して食べずに持って帰る部下』として上司の目に映っていたようです。
上司の気遣いについてSNSに投稿する際、「弁当が余るとかないだろ、人数を把握しているんだから…お菓子でええか、お礼…」と昆布さんはコメント。
優しいエピソードが琴線に触れた人たちから、上司を称賛する声が続出しました。
・かっこいいじゃん。
・ボスのバレバレな優しさに泣いた。人間味がある。
・真相に気付かないふりをして上司の好意を受け取り、お礼はしなくてもいいと思う。
・子供がおいしそうにウナギを食べている写真を撮って、見せるのはどうだろうか。
きっと上司は、部下の子供のために購入した弁当の見返りは求めていないでしょう。
『部下が家族でウナギを食べられた』という事実さえあれば、何よりも心が満たされたはず。
土用の丑の日の出来事に、心が温まりますね。
[文・構成/grape編集部]