福島で連続猛暑日の7月タイ記録 東北はこの先も異常な暑さと天気の急変に注意

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31日、福島市では8日連続で最高気温が35℃以上の猛暑日となり、7月の連続最長記録に並びました。東北地方は大気の状態が不安定で、所々に活発な雨雲もみられます。この先の2週間天気も、熱中症と天気の急変に注意・警戒が必要です。
福島 連日の35℃超え 7月の最長タイ

7月最後のきょうも、東北地方は厳しい暑さとなり、岩手県から福島県で35℃以上の猛暑日を観測しました。福島市では36.8℃に達し、8日連続の猛暑日となりました。福島市で7月に連続で猛暑日になった日数としては、2018年の7月17日~24日と並んで最も長くなりました。(1889年 統計開始)また、暑さと上空の寒気や湿った空気の影響で、東北地方では大気の状態が不安定になっています。今夜にかけても東北北部3県と福島県内を中心に、短時間の強い雨や落雷、突風などに十分注意してください。
猛烈な暑さと突然の雨に警戒

8月に入っても東北地方は厳しい暑さが続きます。予想最高気温は福島で35℃以上の日がほとんどで、仙台や山形、盛岡などでも猛暑日の日がありそうです。東北の夏祭り期間と重なりますが夜も気温が高いです。祭の熱気と相まって熱中症には昼夜問わず警戒が必要です。気候が変わって、命に関わるような暑さも災害のひとつです。特に、高齢の方が自宅で熱中症になることが多くなります。周りの方が声をかけて、水分補給やエアコンの利用を促すようにしていきましょう。遠くても電話をかけるのが方法のひとつです。一方、あす1日(火)も変わりやすい天気が続き、東北南部を中心に局地的な激しい雨や雷雨の恐れがあります。その後もマークになくても、大気の状態が不安定で、山沿いを中心に急な雷雨も起こりやすいでしょう。水辺が恋しい季節ですが、川の急な増水や、落雷、突風などにも気をつけましょう。
お盆にかけても猛暑続く

お盆にかけても危険な暑さは続きそうです。8日(火)以降は秋田や青森でも猛暑日が予想されます。これは、今後の台風の進路に左右されますが、日本海側でも猛烈な暑さになる可能性を示しています。太平洋側も平年を上回る暑さが続き、福島や山形などは35℃前後が続くでしょう。天気は晴れる日が多い予想ですが、東北南部は湿った空気が入りやすく、雷雨が起こりやすい傾向です。また、現在、日本の南で台風が発生しやすくなっており、今後の予報は変わりやすくなっています。お盆期間は最新の気象情報をご確認ください。