「上下左右(じょうげさゆう)」とは、文字通り上と下、左と右のこと。平面における、全方向のことを指します。では、上下左右に組み合わせることで、熟語が完成する共通の文字は何でしょう。ヒントは小学1年生で習う、体の一部を指す漢字です。
正解は、小学1年生で習う「手」です。上下左右、それぞれの漢字と「手」を組み合わせてみると「上手」「下手」「左手」「右手」といった4つの熟語が完成します。
「上手」とは「うわて」や「じょうず」と読みます。「うわて」と読む場合は、文字通り上のほうという意味。主に風上や川上などを指します。ほかにも能力がほか人よりも優れていることや、優れた人を指しますが、相手を威圧するような態度や、高飛車な態度といった、ややネガティブな意味もあります。「じょうず」と読む場合は、物事が巧みなことや、優れているといった意味で用いられます。
「下手(へた)」は、上手とは逆の意味で用いられる言葉。物事のやり方が巧みではないこと、手際が悪いことを指します。ほかにも「下手な小細工」のように、生半可である様を表現する言葉です。
「左手」は漢字の通り、左の方の手を指します。「右手」は左手とは逆に、右側の手を表しています。
上下左右と合わせて、「上手」「下手」「左手」「右手」といった4つの熟語も覚えておきましょう。
※この記事で紹介した正解はあくまで一例です。
[文・構成/grape編集部]