コロナ禍でお金を借りた人、借入金の使い道は? 3位「食費」、2位「趣味・娯楽費」

CyberOwlが運営する知って得するお金の情報メディア「マネ会」は、2023年7月28日にお金を借りた金融機関と資金使途についての調査を行った。同調査は、2021年~2023年のコロナ禍においてお金を借りたことがある174人を対象に、インターネットにて2023年3月に実施された。

お金を借りた金融機関については、約4割の人が「消費者金融」で、約2割の人が「銀行カードローン」でお金を借りているという結果になった。また、わずか3%ほどであるが新しい借入方法であるキャッシュレス決済サービスでお金を借りている人も。

お金を借りる際に重視したことについては、「借入スピード」が24.0%、「借入・返済のしやすさ」が21.0%と上位を占め、スピード感や手軽さが求められていることがわかった。また、「安心感」も17.0%と高いことは、上記の調査で「消費者金融」や「銀行カードローン」でお金を借りた人の割合が高いことを説明するような結果となった。

借入までにかかった時間は、当日以内が31.0%、30分~1時間以内が20.0%、30分以内が17.0%と、約7割の方が当日中に借りているという結果になった。一方で、1週間以上かかった人の割合が21.0%となっており、国や自治体の貸付制度など、借入までに時間がかかる制度を利用している人も一定数いることがわかった。

また、借入金の用途として一番割合が高かったのが「家賃の支払い」(16.0%)と「趣味・娯楽費」(16.0%)、次いで「食費」(15.0%)、「医療費」(10.0%)という結果になった。