4年前に街路樹が枯れた所など…ビッグモーターの店舗前の土壌を名古屋市が調査 除草剤の残留物の有無等

中古車販売業者『ビッグモーター』が使用した除草剤で、全国各地の街路樹が枯れた疑いが持たれている問題で、名古屋市は31日、店の前の土壌の調査を行っています。

名古屋市によりますと、31日朝から市の職員がビッグモーター名古屋名東店など市内の4ヵ所で土のサンプルを採取しています。

名古屋名東店前では4年前に街路樹が枯れ、その後に市が伐採する対応をしていて、市は採取した土に除草剤の成分が残っていないかなどを調べる方針です。

名古屋市が先週行った聞き取りでは、店は除草剤の使用を否定していたということですが、ビッグモーターはその後「複数店舗で過去に使用した除草剤等で枯れた可能性が高いと判明した」とするコメントを発表しています。

名古屋市は、開業時にあった敷地内の芝生がなくなり、法律で義務付けられた緑化率を満たしていない可能性がある港区の「名古屋茶屋店」について、午後に現地調査を行う方針です。