木原誠二官房副長官、一連の週刊誌報道を巡り書面で回答「当該報道については既に刑事告訴したところであります」

木原誠二官房副長官は1日、自身の妻の元夫の死亡に関する「週刊文春」の報道を巡り、立憲民主党の公開質問状に対して「当該報道については既に刑事告訴したところであります」とコメントを出した。
立憲民主党は同日、国会内で木原氏に関する国対ヒアリングを実施。7月31日に、木原氏に対して「記者会見を開くなどして、国民に説明する意向はあるか」「約1か月にわたり記者の取材に応じていない理由は何ですか」などと記された公開質問状を提出していた。
質問状を受け、木原氏側は「事件性がないと判断された事柄について何かを語ることは人道上、また人権上重大な問題を惹起することから、警察当局にお尋ねいただきたいと回答してきたところです」とし「当該報道については既に刑事告訴したところであります」とコメントした。
ヒアリングには、警察庁や内閣広報室らの担当者も出席した。立憲民主党・山井和則氏は「(木原氏は)なぜ1か月、取材に応じていないのか」などと質疑。これに対し、広報室の担当者は「政策課題を含めて、記者の取材や質問には個別のことになるが対応している。取材に応じていない事実はない」とした上で「状況にはよりますが、今後再開する意向は持っていると伺っています。時期をみてとのみ伺っている」と答弁した。