【非常食】41.8%が災害に備えて「準備している」 どんなものを準備している?

日本トレンドリサーチが、テレネットと共同で全国の男女を対象に「地震対策」に関するアンケートを実施し、その結果を公開した。有効回答数は1,500。

○41.8%が、災害に備えて非常食を「準備している」

まず、災害に備えて、自宅で「非常食」を準備しているかという質問では、41.8%が、災害に備えて非常食を「準備している」と回答した。
○どのような非常食を準備している? その理由は?

・『水を入れるだけで食べられるご飯』加熱出来ないことを考えて(30代・男性)
・『水、缶詰、レトルト食品』通常食として使用でき、災害用にもなる(50代・男性)
・『乾パンや飲料水』長期保存ができるから(30代・女性)
・『カロリーメイトなどの栄養補完食』ある程度のカロリーもあり、栄養素も多少は補えるから(40代・女性)
・『レトルトカレー、乾パン、パックご飯、おこわなど』手軽に食べれてカロリーも取れるから(20代・女性)
・『フリーズドライ食品』もしもの災害に備えて買ってあります。東日本大震災の品薄を経験しているので、備えあれば憂いなしです(30代・女性)
・『カップラーメン、缶詰、乾パン、乾麺、パウチのおかゆ』お湯が沸かせれば食べれるもの。最悪お湯がなくても食べられる缶詰、乾パンも用意。母がお腹が悪いのでパウチのおかゆ(50代・女性)

主に缶詰や乾パン、水などの長期間保存できるものが主にピックアップされており、他にはレトルト食品やカロリーメイト、カップラーメンや乾麺なども非常食として保存している人が多かった。

○64.9%が「準備する非常食を選ぶうえで、重視していることはある」と回答

さらに「現在非常食を準備している」と回答した人に、準備する非常食を選ぶうえで、重視していることはあるか聞いてたところ、64.9%が「準備する非常食を選ぶうえで、重視していることはある」と回答した。

○準備する非常食を選ぶうえで、重視していることは?

・賞味期限の長さ、調理のしやすさ(30代・女性)
・期限と栄養(10代・女性)
・保管期間が長く、美味しいこと(30代・男性)
・日持ちするもの。とりあえず栄養面は置いといてお腹に入るもの(30代・男性)
・調理のしやすさとおいしさ(40代・男性)
・いわゆる非常食から、いつも食べている食品に変えるようになった。ローリングストックを心掛ける(50代・女性)

ほとんどが「保存期間」を何よりも重視しており、栄養価や料理のしやすさ、なかにはローリングストックを意識しているという回答もあった。

「非常食に関するアンケート」調査概要
調査期間:2023年7月16日 ~2023年7月20日
調査機関:日本トレンドリサーチ
調査対象:全国の男女
有効回答数:1,500サンプル
調査方法:インターネット調査