日本人でも頭を抱える『数の読み方の謎』 外国人からの質問に「マジで答えられない」「むしろ教えて」

世界の数ある言語の中でも、難易度が高いといわれている、日本語。
難しいといわれる理由は多々ありますが、その1つに、同じ意味を指す言葉でも、日本語には複数の読み方があることが挙げられています。
日本語を勉強するアメリカ人に『日本語の数の読み方』について質問された、こあたん(@KoalaEnglish180)さん。
しかし、どうしても答えることができず「本当に日本人なのか?」と怒られてしまったそうです。
こあたんさんが頭を抱えた質問の内容とは…SNSに投稿されたこちらの画像をご覧ください。
日本語で数をカウントする際、昇順と降順で読み方が変わることがあります。
4と7と9は、昇順だと「し」「しち」「く」と読んでいても、降順で読むと「よん」「なな」「きゅう」になる場合があるのです。
普段何気なく使っていますが、改めて「なぜ読み方が違うのか」と聞かれて、正しく答えられる人はどれほどいるのでしょうか。
ネット上で投稿は拡散され、多くのコメントが寄せられました。
・本当だ。今まで意識もしてこなかった。説明もできません…。
・聞き間違いを防ぐためなのかな。日本語って難しい。
・本当に不思議。でも私は昇順でも「きゅう」っていいます。
地域によっても違いがあるといわれる、数の読み方。
日本語を母語とする日本人でさえ、明確な説明が難しいのですから、外国の人たちが混乱するのは当然のことですね。
納得できる答えを知るためには、言語の成り立ちから始まる長い歴史を追う必要があるのかもしれません。
[文・構成/grape編集部]