同じエコー写真を2枚渡す産婦人科医 その理由に「素敵な心遣い」「これは嬉しい」

妊婦健診で、お腹の中にいる赤ちゃんの様子を確認するために撮影するエコー写真。
病院によっては、健診のたびにもらえるところもあるそうです。
産婦人科医の今井賢(@kunkun421)さんは、妊婦にエコー写真を渡す際に必ず同じ写真を2枚渡すようにしているのだとか。
渡すのであれば、本来1枚で十分なのですが、なぜ今井さんは2枚渡しているのでしょうか。
その理由は、とても粋なものでした。
「エコー写真は見慣れていない人が見ると、どこが顔や身体なのかが分からなくなることがあると思うので、帰ってから困らないように、片方に絵を描いて渡しています」
今井さんは2枚のエコー写真を出し、そのうちの1枚にどこが顔や身体なのかが分かるよう、絵を描いているのだとか。
医師でない人がエコー写真を見ると、どう映っているのかが分からないことが多いといいます。
こんなふうに、線をなぞってイラスト化されていたら、とても分かりやすいですね!
ただ、中には絵を描いてほしくないという人もいるため、今井さんは必ず2枚のエコー写真を渡すようにしているそうです。
今井さんが赤いペンで足しているほっぺたによって、よりかわいらしさが増して見えますね…!
投稿された、かわいらしいエコー写真は反響を呼び、多くのコメントが寄せられました。
・現在妊婦です。毎回エコー写真をもらうのですが、何が写っているのか分からないので、絵を描いてもらえるのはうらやましいです!
・これはもらったらすごく嬉しい!素敵な取り組みですね。
・かわいいー!持って帰ってからも家族でワイワイできる姿が目に浮かびます。
・ほっぺたを赤いペンで描いているのがかわいすぎる!
今井さんは「ただ喜んでほしいから」という想いで、これまでエコー写真のイラストを描き続けてきたといいます。
身体にさまざまな変化が起こるだけでなく、精神的にも不安定になりやすいといわれる、妊娠中。
エコー写真のかわいらしさと、今井さんの優しい心遣いに癒された妊婦は、きっと少なくはないでしょう。
[文・構成/grape編集部]