【1000人調査】学生時代「勉強が好きだった」人の割合は?

日本トレンドリサーチは、医学部受験予備校 医進の会と共に実施した「学生時代勉強好きだったか」に関するアンケート結果を8月3日に発表した。同調査は、2023年7月10日~13日の期間、全国の男女1000人を対象にインターネットで実施されたもの。

まずは学生時代に勉強が好きだったかを尋ねると、「とても」と「やや」を合わせて30.4%の人が、学生時代に勉強が「好きだった」と回答した。

「勉強が好きだった」理由には、「結果が出るのが好きだったから」「得意科目があったから」「分からないことがわかると楽しかったから」などのコメントがあがった。

一方、「嫌いだった」人の理由としては、「わからないから面白くない」「部活に集中したせいで、テスト限りのやっつけになっていたから」「楽しいと思ったことがないから」などの声が寄せられた。

「勉強が好きだった」と回答した人に、勉強が最初から好きだったか聞くと、35.9%が「最初は勉強が好きではなかった」と答えた。

勉強を好きになったきっかけとして、「少し努力すれば順位があがっていくから」「単純に物事の本質を知りたくて」「数学の先生が好きで数学が好きになった」といった声があった。

「勉強が嫌いだった」と回答した人に、最初から勉強が嫌いだったか質問すると、46.4%とおよそ半数近くが「最初は勉強が嫌いではなかった」と答えた。

勉強を嫌いになったきっかけについては、「テストでよい点数をとれないから」「中学生になって急に勉強内容が難しくなったから」「競争させるような方法ばかりで、わからない人はみんなにばかにされるから」などがあった。

最初の質問で「勉強が好き」だと回答した人に、勉強を好きになる方法はあると思うか問うと、73%とおよそ7割以上が「勉強を好きになる方法はあると思う」と答えた。

自分が思う”勉強を好きになる方法”を聞くと、「いい先生に出会う」「物事にいろいろと興味を持つこと」といった声が寄せられた。