〈J1アルビ〉聖地・国立でリーグ戦再開も… 名古屋の堅守崩せず1ー0で敗戦「課題多かった」【新潟】

再開したサッカー明治安田生命J1リーグ。アルビレックス新潟は8月5日、東京の国立競技場で名古屋グランパスと対戦しました。

中断前のリーグ戦、そして天皇杯と公式戦3連勝中と好調のアルビは国立競技場でリーグ3位名古屋と対戦。

上位チームに勝利し、波に乗りたいアルビでしたが、前半14分でした。

ペナルティーエリア内で名古屋和泉に縦への突破を許し、クロスを上げられると、最後は森下。先制点を奪われてしまいます。

反撃を試みたいアルビですが、名古屋の高い位置からのプレスに苦しみ、中々シュートまで持ち込むことができません。

前半32分にカウンターからチャンスを作ったものの、田上のシュートは相手キーパーの好セーブにあい得点を奪えず、1点のリードを許したまま試合を折り返します。

自陣でボールを回しながらチャンスをうかがいたいアルビ。しかし、相手のハイプレスに何度もピンチを招きます。

そして後半15分には相手にペナルティーキックを献上。蹴るのは、ここまでリーグ11得点のユンカーですが、ここは守護神・小島の読みが勝り、2点目を与えません。

このビッグセーブに応えるべく得点を狙い続けたアルビ。

後半36分にはトーマスデン、試合終了間際には藤原がシュートを放つなど守備陣も積極的に攻撃に参加しますが、守備を固める名古屋との1点の差を埋めることができず…。

聖地国立でのリーグ再開戦を白星で飾ることはできませんでした。

【アルビレックス新潟 松橋力蔵 監督】
「シュートにどうつなげていくかというところは、まだまだ課題の多かったゲームかなというふうには思う。しっかり決めきって、勝ち点3をとれるチームに成長していくことが大事」

負けたアルビは勝ち点24のままで現在14位です。次節は1カ月ぶりのホーム戦、8月12日に湘南と対戦します。

一方でうれしいニュースも。アルビレックス新潟は8月2日、天皇杯でJ2首位を走る町田ゼルビアに小見選手のゴールで勝利。14年ぶりのベスト8進出を果たしています。

準々決勝は8月30日、デンカビッグスワンスタジアムで川崎フロンターレとの対戦です。