1万発光のショーに歓声 4年ぶり「みこしパレード」も 銚子みなとまつり 盛大に

銚子市の夏の祭典「銚子みなとまつり」(実行委員会主催)が5、6の両日、中心市街地で行われた。新型コロナの影響で4年ぶり。5日夜は花火大会が利根川河畔で盛大に行われ、前回の2倍近い打ち上げ数となる約1万発が夜空を彩った。
花火大会は千葉県誕生150周年と同市誕生90周年を記念して、打ち上げ数を大幅に増やした。観賞スポットとなるJR銚子駅前の通り「シンボルロード」は夕方から交通規制が行われ、道いっぱいの見物人が花火を楽しんだ。打ち上げ場所近くの河岸公園には有料観覧席も設けられた。
約1時間にわたる光のショーは大輪の花が次々と開き、家族連れやグループなど見物人が歓声を上げたりカメラを向けたりした。締めくくりは、市制90周年を記念した過去最大規模の「フィナーレ・スターマイン」で、あちらこちらから拍手が起こった。
家族や近隣の親せきのグループで観賞した旭市在住の男性(31)は「期待以上にきれいだった。最後のスターマインがよかった」と満足そうだった。
同まつりは6日に「みこしパレード」が行われた。