遊泳中に約50m流され…6歳男児と20代~30代男性計4人が消波ブロックに一時孤立 救命ボートで救助

8日午後、新潟市西蒲区の越前浜海水浴場で遊泳していた6歳男児と20代~30代の男性あわせて4人が海に流され、一時波消しブロックに孤立する事案がありました。4人は救命ボートで救助され、ケガはありませんでした。

8日午後2時半前、新潟市西蒲区の越前浜海水浴場で「沖合の消波ブロック上に10~20代の4人が取り残されている」と消防に通報がありました。

孤立していたのは、東京・千葉から海水浴とバーベキューのため訪れていた8人組のうち、6歳男児、26歳~33歳の男性の合わせて4人です。

新潟海上保安部によりますと、午後1時半ごろ、グループ内の5人で遊泳していたところ、沖に流され、身の危険を感じたことから、5人は近くの消波ブロックに避難。その後、1人が自力で岸まで泳ぎ、監視員に助けを求め、監視員が消防に通報しました。

新潟市消防が現場に到着し、消防の救命ボートで救助を完了。4人にケガはなく、命に別条はありませんでした。岸から消波ブロックまでは約50m離れていたということです。新潟海上保安部は離岸流ではなく、5人は気づいたら沖合まで泳いで行ったとみて、詳しく調べています。

新潟海上保安部は、管理された海水浴場で遊泳することや、子どもから目を離さないようにすること、荒天などが予想される場合は早めに浜へ帰ることなどを呼びかけています。