意外とやってる『生肉の水洗い』 農水省の注意喚起に「怖いことしてた…」

新型コロナウイルス感染症の予防のため、衛生面に気を付ける人が増えている昨今。
食中毒対策として、さまざまな工夫をしている人も多いのではないでしょうか。
「食中毒」と聞くと夏のイメージがあるかもしれませんが、実は1年中発生しており、冬でも気が抜けません。
調理時の食中毒対策としてよく耳にするのは、食材によく火を通すことではないでしょうか。
子供や高齢者がいる家庭では、特に肉の加熱に気を付けている人は多そうですが、加熱以外にも注意したいポイントがあるのです。
ついやってしまいがちな誤った肉の取り扱いについて、農林水産省が注意をうながしています。
「肉のドリップが気になるから洗うね!」「ちょっと待って!」日頃、あまり料理をしないという友人と一緒に下ごしらえの際の会話。肉を洗うとシンク周辺に食中毒の原因となる細菌が飛び散る可能性があるため厳禁!#食中毒予防 ハウツーの1つです。#affhttps://t.co/edSwJXyWbH pic.twitter.com/P9Nb5hxg29
注意したいポイントとは、調理前に肉を洗うこと!
肉はパックで売られていることが多く、購入してから数日経っている場合などは、消費期限内であってもドリップが出ていることがありますよね。
ドリップとは、冷凍肉を解凍した時に肉の内部から出る液体のことをいいます。
筆者は、ドリップが出ているとシンクで生肉を水洗いしていたのですが、この行為が実は危険とのこと。
生肉を洗うと、シンクの周辺に食中毒の原因となる細菌が飛び散る可能性があり、調理器具やほかの食品を汚染する危険性があります。
さらに、生肉を洗うとうま味が流れ出てしまうため、おいしく食べるためにも水洗いは避けるほうがよいのだとか。
ドリップは水洗いせず、キッチンペーパーなどで拭き取るのが正解のようですね。
家庭で調理する機会が多い生肉だからこそ、食中毒には気を付けたいところ。
生肉を水洗いしている人は、キッチンペーパーなどで拭き取る方法を試してみてくださいね。
[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]