都心で雷雨 関東にも台風の影響 急な激しい雨や落雷・突風注意…の画像はこちら >>
きょう9日、九州の西を台風6号がゆっくりと北上中です。台風からは離れていますが、本州付近には暖かく湿った空気が流れ込んで、関東も大気の状態が不安定です。今夜にかけて急な激しい雨や落雷、突風にご注意ください。激しい雨が降ると道路冠水なども恐れも。
関東 今夜にかけて激しい雨や雷雨 天気の急変注意
きょう9日、九州の西を台風6号がゆっくりと北上中です。本州付近には暖かく湿った空気が流れ込んで、台風6号から離れた関東も大気の状態が不安定です。関東はあちらこちらで雨雲が発達していて、東京都心でも雷鳴が鳴り響いています。今夜にかけて突然の激しい雨や落雷や突風などにご注意ください。発達した雨雲が少しでも同じ場所にとどまると、大雨になる所もあるでしょう。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意、警戒してください。
ゲリラ豪雨の前兆
ゲリラ豪雨(局地的な大雨)の、前兆となる現象は、大きく3つ挙げられます。①「真っ黒な雲が近づいてきた」ゲリラ豪雨(局地的な大雨)をもたらすような、発達した積乱雲は、真っ黒に見えます。黒い雲が速いスピードで動いているように見えたり、晴れていたのに、急に空が暗くなったりするのも、ゲリラ豪雨(局地的な大雨)のサインの一つです。②「雷の音が聞こえてきた」ゴロゴロという音が聞こえてきたら、雷雲が近づいています。また、稲妻が見えるのも、ゲリラ豪雨(局地的な大雨)のサインの一つです。③「急に冷たい風が吹いてきた」発達した積乱雲からは、雨粒とともに、冷たい風が勢いよく吹き降りてきます。風の変化にも、注意が必要です。このような前兆を感じたら、すぐに安全な所へ避難してください。また、雷注意報が発表されている時や、天気予報で「大気の状態が不安定」、「天気が急変」という言葉を聞いた時には、ゲリラ豪雨(局地的な大雨)の可能性がありますので、ご注意ください。
街中でゲリラ豪雨(局地的な大雨)が発生 避難のポイントは
ゲリラ豪雨(局地的な大雨)が街中で発生すると、アスファルトなどによって水はけが悪いために、思わぬ所に水が溜まる恐れがあります。そこで、避難の際は、次の3つのことに注意が必要です。①雨宿りをする際は、建物の地下室や、地下街などではなく、建物の1階以上の場所を選びましょう。橋の下も、川が増水する恐れがありますので、絶対に避けて下さい。②浸水した道路を歩く時は、とても危険です。水の流れに足をとられてしまう恐れがあるだけでなく、足元が見えないので、側溝やマンホールに落ちてしまう可能性もあります。やむを得ず、水の中を歩く場合は、棒などで足元を確認しながら進みましょう。③アンダーパスなど低い所を通る道路では、車が水につかると、水圧によって、ドアが開かなくなることもあります。運転の際は、なるべく低い所を通る道路を避けるよう、心がけてください。