シニア世代の「公共施設の習い事」「市民農園」「SNS」とは!?

TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』月~木曜日の11時から放送中!
8月8日(火)放送後記
生活の知恵を授かるコーナー「スーさん、コレいいよ!」。今日のゲストは、番組初登場!介護・暮らしジャーナリストの太田差惠子さん。
国の予測では13年後の2036年には国民の3人に1人が65歳以上になるそう。・シニアは多数派!一説には100兆円超の市場規模になると見込まれています。・市場といわれることには少々抵抗したくなるものの、市場だからこそ、ますます、私たちにとっての楽しいこと、便利で快適なものは増えていくともいえるでしょう。 ・そんなシニア世代が楽しめる情報をいくつか教えていただきました。ご自身、そしてご家族にも共有して頂けると幸いです。それでは「シニア世代の生活がもっと楽しくなる情報」1つ目!
地域には公民館、コミュニティセンター、集会所等の公共施設があります。・自治体によって名称も内容も異なりますが、様々なサークル活動が行われている。・原則、公共施設では営利事業はできませんので、サークルという名目になっていることが一般的です。・〇〇サークルに、講師を招いて謝金を渡すというシステムで、講師側も社会貢献的な活動と位置付けて、通常より安い謝金で引き受けるケースが多いようです。・メニューは民間カルチャーセンターと変わらず多彩で、英会話、手芸、俳句、体操…・ですので、サークル活動で金額的にも安く、習い事ができるかもしれません。
太田さんも利用されたことあるんですか?
わたしが「書く仕事」を始めたきっかけは公民館の「再就職セミナー」に参加したことでした。もう30年以上前のことです。
公民館等では、サークル活動だけでなく、公民館主催事業として講座や勉強会も。・受講料は無料の講座が多いので、市民報などで興味のある講座がないかをチェックしてみてはどうでしょう。
地域住民が10㎡~20㎡程度に区画分けされた農地をレクリエーションの場として活用する農園のことを「市民農園」と呼びます。・自治体や農業協同組合等が運営していて、全国に4,000ヵ所以上、都内だけでも2022年3月時点で430ヵ所設置されています。・自宅に庭がなくても、野菜や花を育てることができます。
借りることができるのは、多くの場合、その自治体に居住している人なので、お住まいの自治体の農協の広報誌や掲示板、農林水産省のウェブサイトに市民農園のリストが掲載されています。・応募条件は、自治体のウェブサイトに記載されています。・料金は1年間3,000~1万円程です。・ナスやきゅうり、ピーマン、おくら等の野菜のほか、ラベンダー等のハーブを育てる人もいます。
ちなみに、年配の方向けのSNSもあるそう!詳しくは太田さんの書籍「得する!楽しい!安心!シニアの暮らし便利ブック」に掲載!
*趣味人倶楽部(シュミートクラブ)*らくらくコミュニティ*スローネット
Mixiのような感じ!
太田さんの新しい本「得する!楽しい!安心!シニアの暮らし便利ブック」が産業編集センターより税込1,760円で発売中です!ぜひチェックしてみてください!
太田さんは・・・◎太田さんは京都市生まれ。超高齢社会においての「暮らし」と「支援」の2つの視点から情報を発信し、執筆、講演活動等を行われています。AFP=日本(にほん)ファイナンシャル・プランナーズ協会認定の資格もお持ちで、主な著書に『高齢者施設お金・選び方・入居の流れがわかる本第2版』『子どもに迷惑をかけない・かけられない!60代からの介護・お金・暮らし』など。趣味はフラメンコ、1人旅、ということです。