『シャワーだけ』の人は要注意? カビ発生の原因に「気を付ける」「そういうことか」

夏の暑い時期には、「お風呂はシャワーだけ」という人も多いのではないでしょうか。手軽に入浴できて汗もかきづらいスタイルですが、「浴室掃除」という側面から見ると、やや注意が必要なポイントも。
ライオン公式Instagramアカウント「ライオン Lideaーリディア」(lidea_lion)の投稿より、入浴をシャワーだけで済ませている人が意識したい、浴室の汚れ予防法を紹介します。
夏の入浴をシャワーだけで済ませれば、入浴時間の時短につながります。わざわざバスタブの掃除をする必要もありませんし、「正直助かる」と思っている人も多いのではないでしょうか。
ライオンによると、立ってシャワーを浴びる場合、泡やシャワーのしぶきがかなりの広範囲に飛び散ってしまうのだそう。浴室掃除の機会が減ることで、「黒カビ」や「ピンク汚れ」が発生しやすくなってしまいます。
気温も湿度も高い夏の時期は、あっという間に汚れが広がってしまう可能性も。日々の生活の中で、汚れ予防に努めるのがおすすめです。
毎日のシャワーの後、お風呂から上がる前に、シャワーを浴室の壁や床全体にかけます。こうすることで、広範囲に飛んだせっけんやシャンプーを除去できるでしょう。
また、シャワーだけで済ませていても、床や壁の掃除は定期的に行ってください。週に1回程度は浴室用洗剤を使って、スポンジでしっかりとこすり洗いします。
浴室全体のカビ予防策としては、ライオンから発売されている「防カビくん煙剤」を使えば、カビの原因菌を除菌する成分を浴室全体に広げられます。2か月に1回程度の頻度で、定期的に実施しましょう。
最後は特に汚れが溜まりやすい排水口付近のお手入れについて。浴室掃除用洗剤の中には、ピンク汚れを予防する効果が高いものがあります。こうしたタイプの洗剤を用意して、排水口や床にこまめにスプレーしておけば、清潔な状態をキープしやすくなるでしょう。
お風呂から上がる前に浴室全体にシャワーをかけるだけでせっけんやシャンプーの汚れは除去できますが、さらにもう少し手を加えるなら、50度以上の熱いお湯をかけるのがベスト。この時、火傷には十分注意してください。
カビ菌は50度以上で死滅するといわれているので、こうすることでカビの発生率を減らせます。
ただ、このままだと徐々に温度が下がり、湿度とともにカビが発生しやすい環境にまたなってしまいます。熱いお湯をかけた後は、さらに冷水を全体にかけて温度をぐっと下げることも、忘れず行ってください。
また、カビは湿度が高いところに発生するため、排水溝ネットは毎日取り換えるほか、浴室内の拭き上げや水切りワイパーで水を切ることで、よりカビが発生しづらく、また水垢もできにくくなります。浴室乾燥機能を使うのも効果的です。
きれいな浴室をキープしやすくなれば、日常的なお掃除の手間も軽減できるはず。毎日の入浴タイムも、より気持ちよく楽しめるのではないでしょうか。
※クリックするとInstagram上で投稿を確認できます。
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[文・構成/grape編集部]