浴室のカビ対策 お湯か水どっちですすぐ? 正解に「勘違いしてた」「マジか」

お風呂をきれいに保つために、日々意識したいのが「カビ対策」です。
カビを繁殖させないために大切なのは、壁や床にできるだけ汚れを残さないこと。シャワーで洗い流す時のコツを、ライオンの公式Instagramアカウント「ライオン Lidea – リディア(lidea_lion)」の投稿から紹介します。
お風呂場でカビを繁殖させないためには、お風呂上がりのこまめな掃除が重要です。誰でも簡単にできる対策として注目されているのが、「お風呂から上がる時に、壁や床をシャワーで流す」という方法。飛び散った泡や皮脂汚れをさっと洗い流すだけでも、カビの繁殖を防ぎやすくなるでしょう。
とはいえ、実際にシャワーで汚れを流そうとした際に気になるのが、シャワーの水の温度です。「お湯のほうが汚れを落とせそうだけど、湿気について考えるなら水のほうがいいと聞いたことがある…」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
ライオンの公式アカウントがおすすめしているのは、「お湯」で流す方法。なぜなら、お湯で流したほうが残った水気が水蒸気として蒸発しやすいからです。冷水シャワーを使った場合より、水滴が残る時間が短くなるため、カビ対策として有効なのだそう。
お湯を使った時のように、浴室全体に湯気が広がることはありませんが、床や壁に残った水滴が触れる部分は「湿度100%」です。その状態が長時間続くよりも、蒸発しやすいお湯を使ったほうがカビ対策としては有効だと思われます。
冷水シャワーよりも水滴が残りにくいお湯シャワーですが、室内にこもった湯気をそのまま放置するのはおすすめできません。お湯シャワーの後はできるだけ早く、空気の入れ換えを行いましょう。
湿った空気をしっかりと追い出すことで、浴室内が完全に乾くまでの時間が短くなります。湯船にお湯が残っている場合は、しっかりとふたを閉じ、湿気を増やさないよう注意してください。
冷水シャワーで浴室内の温度を下げたい場合は、スクイージーを使って水滴を落としておくのがおすすめです。水滴を除去したうえでしっかりと換気すれば、カビの繁殖を予防できるでしょう。
スクイージーを用意するのが面倒な場合は、身体を拭いた後のバスタオルを使うのもおすすめです。自分にとって無理のない方法で習慣化してみてください。
ライオン公式によると、これらの日々のメンテナンスに加えて「防カビくん煙剤」を使うのがおすすめとのこと。2か月に1回程度の頻度で使えば、よりカビが繁殖しづらい環境へと近付けられます。繁殖した後のカビを落とすのは大変なもの。日常の中の小さな工夫で、「カビを生やさない」対策をスタートしてみてください。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
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[文・構成/grape編集部]