アプリでマッチング成立後に「やりとりをやめた理由」1位は? – 3位「返信が遅かった」

Parasolが運営する「恋愛婚活ラボ」は、Omiaiが運営するマッチングアプリ「Omiai」と共同で実施した「夏の恋愛意欲とマッチングアプリ上で好印象なメッセージ」に関するアンケート結果を8月9日に発表した。調査は2023年7月7日~11日の期間、20~49歳のOmiai会員212名を対象に行われた。

はじめに、コロナ流行期間(2020年頃)と比較した恋愛・婚活への意欲についてを調査したところ、72%が「増加した(+どちらかといえば増加)」と回答。アフターコロナの今、マッチングアプリを利用する男女の恋愛・婚活意欲は高まっていることが明らかに。

恋愛・婚活意欲が増加したきっかけを尋ねると、最も多かったのは「不安や孤独感を感じたから」(54%)。2位は「新たな出会いの機会の増加」(38%)、3位は「社会経済活動の回復で、将来の安定したパートナーシップを求める意欲が高まったから」(29%)と続いた。

一方「親族からの説得」は12%と最も少なく、他者の意見より自分の置かれている環境が恋愛・婚活意欲の増加に対して影響していることがわかったという。

続いて、アフターコロナのマッチングアプリ利用頻度を聞いたところ、「増加した(「どちらかといえば」を含む)」と回答したのは60%と、過半数が増加傾向に。また、「恋愛・婚活に期待していること」について尋ねると、「積極的にデートしたい」「外出する機会やイベントが増えるので、一緒に出かけたい」といった声が多く寄せられ、デート需要が増加していることが判明。

続いて、マッチングアプリ利用において何を重要視するのかを調査した。「マッチングアプリで仲を深めるのに非常に重要だと思う項目」については、職業や年収などがわかる「プロフィール情報」とマッチング後の「相手とのメッセージ(やりとり・内容など)」が65%と同じ結果に。このことから、同社は「プロフィール情報と同じくらいメッセージでのやりとりや内容が重要視されている」とした。

マッチングアプリで相手と仲を深めるのに重視する項目について尋ねると、男性は「プロフィール情報」(63%)、女性は「メッセージ(内容・やりとり)」(72%)がそれぞれ最多となった。

次に、相手とのマッチング成立後にメッセージをやりとりしている際、「内容や頻度などが原因でやりとりをやめた経験がある」人は75%という結果に。

メッセージのやりとりをやめた理由として、1位は「会話の盛り上がりに欠けた」(61%)、2位は「返信に困る内容だった」(42%)、3位は「返信が遅かった」(37%)となり、トーク内容と対応スピードが要因となっていた。

マッチング成立後のファーストメッセージについて、男性は「自分から送る(必ず自分から+どちらかといえば自分から)」が95%と非常に多いのに対し、女性は「送らない(自分から送らない+どちらかといえば自分から送らない)」が65%と、過半数が受け身傾向であることも明らかに。

また女性の13%が「相手からのファーストメッセージが挨拶だけといった短文だった場合、やりとりをストップする」と回答。同質問において、男性は6%という結果であったことから、男女で2倍以上の差がある結果となった。

続いて、相手から送られてきて「良い印象をもったメッセージ内容」について調査したところ、「積極的に質問してくれる」(73%)が1位という結果に。次いで2位は「挨拶や言葉遣いが丁寧」(58%)、3位は「マッチング後24時間以内に返信があった」(49%)がランクインしている。