連日の暑さ・水不足が“農作物”に影響… 品薄や変色被害に農家から悲鳴【新潟市】

連日、暑い日が続いている新潟県内。水不足も重なり、一部地域では農作物の被害が発生しています。

【そら野テラス 藤田友和 社長】
「ここに全部スイカがあったんだけど、今は全くない状況。通常は(例年)盆まであるが、(今年は)盆の1週前には終わってしまったような感じ」

新潟市西蒲区。朝収穫した農作物を農家自らが陳列するこちらの直売所では、一部の商品の品揃えに影響が出ていました。

【農家】
「シャインマスカットを作っているけど、農協の出荷する規格まで糖分が上がってない」

原因はこの暑さだけでなく…。

【記者リポート】
「こちらの畑にあるのはサトイモとサツマイモ。本来、砂地での栽培に適している野菜ですが、一部の葉っぱは枯れているような状態となっています」

【山本苗屋 山本与志夫 代表】
「(水やりは)3日に1回くらい。多いんだけど、それでもこんな状況」

西蒲区では、まとまった雨が約1カ月降っておらず、水をまいて対応していますが…。

【山本苗屋 山本与志夫 代表】
「やっぱり雨は養分などが全然違う。天然の雨のほうが生育がいい」

また、強い日差しによって野菜が変色する被害も出ていて、こちらの男性は苗を育てる農業用ハウスに直射日光を防ぐ対策を講じていました。

【山本苗屋 山本与志夫 代表】
「この暑さが早くなくなってくれればいいんだけど」