〈新型コロナ〉新潟県内 入院者数が増加…「負荷かかり始めている」 高齢者施設などで集団感染

新潟県内では新型コロナウイルスによる入院者数が増加傾向にあります。8月13日までの1週間の病床使用率は25%程度で、県は「医療への負荷がかかり始めている」として感染症対策を呼びかけています。

県によりますと、8月13日までの1週間、指定した1医療機関あたりの新型コロナウイルスの感染者数は15.70人となり、前の週と比べ0.84倍に減少しました。

前の週から減少するのは7週間ぶりですが、お盆期間で医療機関が休みに入り、検査をした人が少なかったことが影響しているとみられます。

一方で、高齢者施設などでの集団感染が発生していて、入院者数は270人~330人ほどと、前の週と比べ増加し、病床使用率は25%程度で推移しています。

県は「医療への負荷がかかり始めている」として、基本的な感染対策を続けるほか、高齢者や基礎疾患がある人は症状が重くなる前にかかりつけ医に相談するよう呼びかけています。