タイのインフルエンサーが“新潟の夏”満喫「オススメは食べ歩き」 外国人誘客へ魅力発信!

訪日観光客数が新型コロナ禍前の水準に戻りつつある中、新潟県も誘客に向けた取り組みを強化しています。8月17日、タイのインフルエンサーが新潟市の魅力を発信しました。

楽しそうに浴衣を選んでいたのは、日本に住みながらタイに向けSNSなどで情報を発信するタイ出身のインフルエンサー・キックさん。

日本人の夫・ミチさんとともに日本全国を旅しながら訪れた場所の魅力をタイ語で発信しています。

YouTubeの登録者数は約13万人で、その9割ほどがタイに住む人だということです。

そんな2人の力でタイに新潟の魅力を発信してもらおうと県が2人を招待。この日は新潟市中央区の上古町を散策しました。

私たちが何気なく歩いている商店街もキックさんには新鮮な様子。カメラのアングルを調節しながら映像を撮影していきます。

2人が最初に立ち寄ったのは、日本の夏の風物詩・かき氷を販売するお店です。タイでも人気だという日本のフルーツを使ったかき氷を注文した2人。商品の撮影を終えると…。

【キックさん・ミチさん】
「アロイマー!(おいしい)」

その味に2人は大満足の様子です。

7月の訪日外国人旅行者数は232万600人で、新型コロナウイルスの感染拡大前の2019年と比べ、77.6%まで回復。

戻りつつある外国人観光客をいかに県内に取り込むのかが大きな課題となっています。

【ミチさん】
「(新潟は)東京から来るのも簡単だし、夏場でも食べ物がおいしいので楽しいと思う」

【キックさん】
「まず浴衣を着る。そして、日本の街の雰囲気の中を食べ歩きするのがおすすめ。タイ人も好きだと思う」

18日からは佐渡市などを訪れる予定の2人。タイからの誘客につなげることはできるのか、2人の発信力に期待です。