北海道で午前から猛暑日に 午後も気温上昇 東京都心は5日ぶりの猛暑日か

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きょう17日は朝から気温の上がり方のペースが速く、北海道滝上町では正午までの最高気温が35.1℃を観測し、午前中から猛暑日となりました。午後も気温が上がる予想で、熱中症に警戒が必要です。
午前から北海道・新潟などで猛暑日に
きょう(17日)は東北や北陸、関東を中心に日差しが出ていて、朝から気温が早いペースで上がっています。正午までの最高気温は、新潟県では、新潟市秋葉区で36.8℃と猛暑日となり、体温超えの気温となりました。また、福島県南会津町界で35.2℃、北海道滝上町で35.1℃を観測し、それぞれ今年初の猛暑日となっています。そのほか、東北や関東でも午前から猛暑日となっている所があり、正午までに全国16の地点で猛暑日となっています。東京都心では、34.5℃を観測しています。きょう日中の最高気温は35℃と予想されていて、35℃以上の猛暑日となれば5日ぶり、今年20回目となり、過去最多を更新します。
熱中症警戒アラート発表中
きょうは、熱中症警戒アラートが、新潟県のほか、青森県、岩手県、山形県、福島県、茨城県、千葉県、沖縄の大東島地方に発表されています。これらの地域では、熱中症の危険性が極めて高くなることが予測されます。外出はなるべく避け、室内をエアコンなどで涼しい環境にしてお過ごしください。また、きょうは全国的に30℃以上の気温となり、特に、東北の日本海側や北陸、関東の内陸などでは35℃以上の猛暑日となると予想されています。熱中症警戒アラートが発表されていない地域でも、意識をして、こまめに水分や休憩をとるように心掛け、高齢者やお子さんには周りの人が声を掛けるようにしましょう。
熱中症対策グッズ

熱中症対策として、次のようなグッズがあると、便利です。①ペットボトルや水筒に入った飲み物(水やスポーツドリンクなど)を用意して、気づいた時に、すぐ水分補給ができるようにしましょう。また、塩分タブレットや塩分の含まれた飴があると、大量の汗によって失われた塩分を、手軽に補給できます。②日傘や帽子で、日差しの暑さを遮りましょう。晴れた日は、地面に近い所ほど気温が高いため、背の低いお子さんは、大人よりも暑い空気に包まれてしまいます。また、帽子をかぶると、熱中症対策だけでなく、紫外線対策にも効果的です。帽子は、時々はずして、汗を蒸発させましょう。さらに、海岸など日陰のない所でのレジャーでは、日よけテントがあると、日陰を作り出すことができます。③扇子やうちわ、携帯扇風機もおススメです。涼しい風で、体を冷やすことができます。④冷却シートなどの冷却グッズも、上手に利用しましょう。ネッククーラーは、太い血管が体の表面近くを通っている首元を冷やすため、効率よくクールダウンできます。また、保冷剤や氷があれば、タオルなどにくるみ、体(首、脇の下、太ももの付け根など)にあてて、冷やすことができます。他にも、スカーフやバンダナがあると、水で濡らして首や頭に巻けば、水が蒸発する時にまわりの熱を奪うため、体温を下げることができます。