東海地方の洋画家らによる展覧会が、名古屋で開かれています。
会場には、東海地方の洋画家らでつくる「南風会」の会員や絵画教室の子どもらが、人物や風景を描いた作品約100点が展示されています。
急に降り出した雨を題材にした90歳の会員の作品は、船着き場でボートを片付ける人々と湖の風景が、油絵でしっとりと繊細なタッチで表現されています。
高校1年生の井上永遠さんの作品は、水しぶきを上げ生き生きとしたクジラの様子をダイナミックに描いています。
「南風展」は8月20日まで、名古屋市東区の愛知県美術館ギャラリーで開かれています。