新潟市の海水浴場で70代男性が溺死 朝の海水浴で監視員おらず…「海に行く」と出かけ帰って来ず

新潟市東区の海水浴場で18日、海水浴をしていた70代男性が海面で浮かんでいるのが見つかり、その場で死亡が確認されました。

死亡したのは、新潟市東区に住む70代男性です。

18日午前8時半すぎ、新潟市東区の山の下船江町浜海水浴場で、「山の下海浜公園の浜辺付近に浮き輪と人のようなものが浮いている」と一人で海水浴をしていた人が警察に連絡しました。

新潟海上保安部によりますと、通報した人は午前7時すぎから海水浴場で泳いでいたところ、午前8時ごろ、砂浜近くに浮いていた浮き輪に何かが寄りかかっている状況を発見。近づいたところ、海面に顔を突っ込んでいる男性を見つけ、背中に手を触れても反応がなかったため、自転車で交番に向かい、直接連絡したということです。

連絡を受けた消防が現場に駆け付け、男性を確保しましたが、男性はその場で死亡が確認されました。死因はその後、溺死と判明しました。

男性の妻によりますと、男性は早朝に「海に行く」と言って出かけたものの、午前8時を過ぎても帰って来ないことから不安に思い、海浜公園に向かい、消防に通報。その後、現場で妻が男性の顔を確認し、身元が判明したということです。

また、この海水浴場は20日まで監視員をおいてオープンしていますが、朝のため男性が発見された当時は監視員はいなかったということです。

新潟海上保安部が経緯などを詳しく調べています。