日本人の海外旅行先で人気のソウルで通り魔や爆破予告 今後は大丈夫か

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ソウル市郊外の京畿道城南市で8月3日夕方、男が突然車で人々に突っ込み、その後次々に人を刃物で刺すなどし、2人の重傷者を含む14人が負傷した。
その後地元の警察は20代の男を現行犯逮捕したが、動機など詳しいことは分からず無差別に人を狙ったとされる。
また、7月21日には、ソウル特別市の新林駅近くで通り魔殺人事件が発生し、男が20代の男性4人を次々に刺し、1人が死亡、3人が負傷した。犯人は30代の男で、男は警察に対してもう行きたくないなど人生の悩みや不満を示したという。
相次ぐ通り魔事件に、ソウル警察は警備体制を強化し、商業地など人々が集まる場所では重武装の警察官がパトロールをするなど、市民の間にも動揺が走っている。
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そして、脅迫メールも相次いでいる。韓国警察は8月9日、ソウル市に対して日本大使館や日本人学校などを爆破させるという脅迫メールが届いたと発表した。現場に駆け付けた警察官によると、何も爆発物などは発見されなかったというが、メールは日本のアカウントから送信されたとみられる。
また、野党党首を殺害する、済州島の空港でテロを起こすなどの脅迫メールも届くなど、最近韓国では脅迫まがいなケースが相次いでいる。韓国警察は全ていたずらとみているが、サイバー空間での監視も強化している。
韓国は女性を中心に日本人の旅行先で人気の観光地だ。日本人を標的とした事件が起きているわけではないが、今後ソウルの治安には注意を払う必要がありそうだ。