ヨリを戻そうと性行為を求めるも拒絶され… 女が子をなした元パートナーを殺害

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このほどアメリカで、40代の女が元のパートナーを惨殺した容疑で逮捕された。事情聴取から見えてきたのは、複雑な男女関係のもつれと性行為の拒絶だったという。『KSNV-TV』『8 NEWS NOW』など地元メディアが報じている。
今月7日朝、ネバダ州クラーク郡のヘンダーソンにある民家で、ジョナサン・ジェームズ・ウィレットさんという46歳の男性が、寝室のベッドで首から大量の血を流した遺体となって発見された。
通報者は同居の母親で、ヘンダーソン警察はその後、午前2時ごろに家を出る姿が防犯カメラに映っていた元のパートナー、45歳のデヴィン・マイケルズを殺人容疑で逮捕した。
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マイケルズ容疑者は数年前、自身とは血のつながりがないウィレットさんの息子を連れて別居した。医療福祉のメリットを目的に、なんとふたりは婚姻関係にあった。
彼の独立で住まいを失うことが目下の不安材料だった容疑者は、「娘たちは親がヨリを戻すよう希望している」とウィレットさんに訴えてきたが、彼の心はすでに容疑者にはなかった。
5年前から別の女性と交際し、すでに婚約していたこともFacebookのプロフィールからわかっている。
ウィレットさんとマイケルズ容疑者の間には複数の子供がおり、ウィレットさんは母親の手を借りながら娘2人を育て、容疑者も時々通って子育てに当たっていた。
警察の事情聴取に、容疑者はウィレットさんの頭部を木の棒で殴ったことを認め、「別居は彼の息子に対する虐待が原因」「当日は、性行為をしたくて求めたら拒まれカッとなった。殺すつもりはなかった」などと話したという。
警察は、ウィレットさんの遺体から化学物質の臭いが漂い、「煙」が出ていたことを発表している。遺体に漂白剤やアンモニアなどがかけられていた可能性が高いという。
ウソ発見器に大きな反応を示したにもかかわらず、マイケルズ容疑者は「首を切ったのは私ではない」と繰り返し否定している。なお、遺体はまだ郡の検死局にあり、死因の特定には至っていない。