有刺鉄線に破れも…柏崎刈羽原発の“周辺監視区域”に釣り人侵入 規制事務所が再発防止策求める【新潟】

6月下旬、東京電力・柏崎刈羽原子力発電所の敷地の中に釣り人が侵入したことについて、柏崎刈羽規制事務所の渡辺所長は再発防止策の徹底を求めました。

6月下旬、柏崎刈羽原発の敷地内に男性が侵入し、釣りをしていたことが分かりました。

釣り人が侵入したのは、敷地の最も外側にあり、一般の人の不要な立ち入りを制限する「周辺監視区域」で、立ち入りを制限するための有刺鉄線の一部が破れていたということです。

この問題について8月22日、柏崎刈羽原子力規制事務所は…

【柏崎刈羽原子力規制事務所 渡辺健一 所長】
「核セキュリティ上の問題には引っかかってこないと思うが、一方で周辺監視区域は立ち入っていいというわけではない。今後、そういうことがないように事業者としても対策を取っていただきたい」

東電はすでに有刺鉄線を補修し、立ち入り禁止の看板を設置しています。