暑い中でも涼感じて! 昔ながらの打ち水、着物や浴衣姿で楽しむ 千葉中央公園でイベント

厳しい暑さが連日続く中、少しでも涼しさを感じてもらおうと、千葉市中央区の中央公園で23日、打ち水イベントが開かれた。着物や浴衣姿の参加者は、昔ながらの打ち水を楽しんでいた。
企業など約40社で構成する同市中心市街地まちづくり協議会が主催。物価や光熱費の高騰は続き地球温暖化も問題視されており、節電にもつながる打ち水のイベントを企画した。同市南部浄化センターが再生水200リットルを提供した。
新型コロナ禍の影響で4年ぶりの開催となり、娘の和叶ちゃん(1)と参加した小林映理子(44)さんは「私は何回か打ち水をやったことはあるけど、子どもは初めてでいい機会だった」。同協議会地域づくり部部会長の辻隆徳さん(58)は「昔から続く打ち水を体験するきっかけとなれば」と話した。同協議会では、今後も打ち水を周知するため、バケツやひしゃくを貸し出す。