局面は終盤へ…藤井七冠が4連覇に王手の『王位戦』第5局2日目 難しい局面が続き佐々木七段との長考合戦に

将棋の藤井聡太七冠が4連覇を目指す王位戦第5局の2日目の対局が、徳島市で23日に行われています。対局は互いに考え込む場面が続き、終盤を迎えています。

徳島市で行われている王位戦七番勝負の第5局。ほぼ互角の形勢で迎えた2日目、挑戦者の佐々木大地七段が2時間考えて封じた手が開かれ、対局が再開しました。

持ち駒の角を手放す思い切った一手を受けて、藤井七冠は1時間長考。その後も互いに考え込む場面が続きました。

正午を過ぎて手番となった藤井七冠は、時間を待たずに早々に昼食休憩へ入ります。注文していたのは2人とも「鉄火丼」でした。鉄火丼には、たくさんの本マグロにイクラものせられ、贅沢な一品でした。

八大タイトル独占まで王座を残すのみとなっている藤井七冠。王座戦の第1局が来週に迫る中、まずは王位の防衛を決められるのか。局面は終盤を迎えています。