今年3月、名古屋市名東区の路上で女子大学生が首を絞められ、現金などが奪われた強盗致傷事件で、32歳の男が逮捕されました。男を特定した捜査手法は、警察の「見当たり捜査」でした。
逮捕されたのは住所不定のアルバイト・西尾駿希容疑者(32)で、今年3月、名古屋市名東区の路上で、帰宅途中の女子大学生(22)に暴行を加えケガをさせたうえ、現金が入ったバッグなどを奪った強盗致傷の疑いが持たれています。
バッグには現金およそ8300円やスマートフォンなどが入っていて、女子大学生は首を絞められたうえ、顔を殴られ軽傷を負いました。
警察は、付近の防犯カメラなどから西尾容疑者の顔と車を特定し、その顔の特徴を覚えて街中で見つけ出す「見当たり捜査」で西尾容疑者を発見し、逮捕しました。
調べに対して、西尾容疑者は「自分がやったことではない」と容疑を否認していて、警察は犯行の経緯を詳しく調べています。