14年ぶり! 大分空港用ホーバークラフト1番船が間もなく到着 運航開始は?

最高速度は80km/h以上出るそうです。
大分県はこのたび、大分空港へのアクセス用として導入を進めてきたホーバークラフトについて、最初の1隻が2023年8月24日に大分港に到着することを明らかにしました。
県の説明では、ホーバークラフトを載せた貨物船が24日に入港。通関手続きと船舶検査を実施したのち、翌25日にホーバークラフトを海上へと下ろし、保管場所となる大分空港へ自力回航するとしています。
14年ぶり! 大分空港用ホーバークラフト1番船が間もなく到着…の画像はこちら >>大分空港ホーバークラフトの船体デザインの一例(画像:大分県)。
大分県は、国東半島に位置する大分空港のアクセス性を高めるため、14年前に廃止された別府湾を横断するホーバークラフトを再び就役させようとしています。導入されるのは、イギリスのグリフォン・ホバーワーク社製の80人乗り3隻で、最高速度は45ノット(約83km/h)です。
運航開始は2023年度中の予定で、大分市~空港を最短約30分で結ぶ計画で、予定どおり就航すれば、アジア唯一のホーバークラフト航路となる見込みです。
なお、ずでに船名は決定しており、白地に赤色のラインをもつ1隻目が「Baien(バイエン)」。白地に赤色の半円(先端向き)、サイドから紺の「ゆらぎ」模様をもつ2隻目が「Banri(バンリ)」。白地に赤色の半円(コクピット向き)と、取り囲む同心円状の赤・橙のグラデーションをもつ3隻目が「Tanso(タンソ)」です。
今回、大分に到着するのは、1隻目の「Baien」になります。