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航空自衛隊のEC-1が2024年11月3日、埼玉県の入間基地で開催した「入間航空祭」のオープニングセレモニーで飛行しました。
“空自で屈指の異形機”実に5年ぶりのフル開催「入間航空祭」で…の画像はこちら >>会場を移動するEC-1(乗りものニュース編集部撮影)。
同機はC-1輸送機をベースに開発された機体で、カモノハシのような異様な外観が特徴です。実は世界中で1機しか存在しない機体となっています。
機体にはコブのようなアンテナフェアリング(覆い)が複数あり、機首にも装着されています。同機は自衛隊が運用する航空機の中でも特に秘匿性が高く、機体や任務の詳細は公表されておらず、公の場に姿を現すのは非常に珍しい機体です。
そのため通常では航空祭などイベントにも登場しておらず今回は異例の参加となります。
2024年の入間航空祭は、新型コロナウイルスの流行以降、実に5年ぶりとなるフルスケールでの開催となります。同機のフライパスは本来の状態になった祭典の始まりを強く印象付けるものとなりました。なお、今回はフライトだけではなく地上展示も実施します。