ダブル台風 9号は急発達 10号は日本の東を北上 他にもまとまる雲 列島へ影響は

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台風9号はフィリピンの東で複雑な動きをとり、非常に強い勢力になるでしょう。台風10号は動きが速く、27日(日)から28日(月)頃にかけて日本の東の海上を北上する予想です。このほかにも南の海上にはまとまりつつある雲があります。
台風9号 非常に強い勢力へ

台風9号は、29日(火)頃にかけてフィリピンの東で南下したり、北上したりと複雑な動きをとるでしょう。この海域の海面水温は高く、台風9号は急発達する予想です。27日(日)には非常に強い勢力となるでしょう。台風の勢力は最大風速で決まり、非常に強い勢力は強い方から2番目のレベルです。30日(水)以降は沖縄の南を北上する予想で、台風の進路次第では、沖縄に高波などの影響を与える可能性があります。
台風10号 動き速く 関東から北海道の東を北上

台風10号は25日午前3時に南鳥島近海で発生しました。台風10号は動きが速く、27日(日)から28日(月)頃にかけて日本の東の海上を北上するでしょう。今の所、台風10号はそれほど発達せず、上陸する可能性も低いですが、太平洋側では波が高くなる可能性があり、注意が必要です。
台風9号や10号のほかにもまとまりつつある雲
台風9号や台風10号のほかにも、気象衛星画像をみると、南の海上には白く発達した雲がまとまりつつあります。今後、熱帯低気圧や台風などの熱帯擾乱となる可能性があります。発達具合や進路など、まだはっきりしませんが、海外や日本の予測モデルでは列島に大きな影響を与えると予測するものもあります。台風シーズンが続きます。今後も最新の台風情報にご注意ください。
高波に注意 台風が離れていても 海には近づかないで

台風が近づくと波が高くなり、台風の中心付近では、波の高さが10メートルを超えることもあります。沿岸部では、大雨や暴風だけでなく、高波にも注意が必要です。そこで、台風が近づいている時に、絶対にやってはいけないことは、海に近づくことです。海の様子を見に行ったり、サーフィンや釣りを楽しんだりすることは、高波にさらわれる恐れがありますので、とても危険です。また、台風から離れていても、油断はできません。天気は穏やかなのに、台風から発生した「うねり」が届いて、急に高波が打ち寄せることもあります。波浪警報や波浪注意報が発表されている時には、むやみに海に近づかないでください。