52歳男性が血まみれで死亡…同じ集合住宅の男が警察官にバール突きつけ現行犯逮捕 死亡の経緯も慎重に捜査

名古屋市中村区の集合住宅で26日朝早く、中年の男性が血を流して倒れているのが見つかり、その後死亡しました。警察が殺人事件として捜査しています。

26日午前5時ごろ、名古屋市中村区太閤通6丁目の集合住宅の一室で、「血まみれの人が倒れている」と110番通報がありました。

駆けつけた警察官が住人の曽根英之さん(52)が血を流して仰向けの状態で倒れているのを発見。病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。

捜査関係者によりますと、曽根さんの顔などには刃物による切り傷が複数あったということです。

近所に住む人:
「しょっちゅうなので。パトカーと救急車が来るのは。今日は驚いた」

警察は殺人事件として捜査を始め、集合住宅の52歳の男から事情を聴いていたところ、男は突然バールを突きつけ「やってやるぞ」などと脅したため、公務執行妨害の現行犯で逮捕しました。

警察は男が曽根さんの死亡の経緯についても事情を知っている可能性があるとみて、慎重に調べています。