妻の育休中「夫の給与だけでは足りない」と答えた女性の割合は?

ビズヒッツは、「育休中に旦那様の給料だけで足りないときの対処法に関する意識調査」の結果を8月28日に発表した。調査は2023年7月26日~8月11日の期間、育休経験のある女性347人を対象に行われた。

はじめに、育休中に夫の給料だけで足りたかどうかを尋ねたところ、「全く足りない」「やや足りない」との回答を合計すると6割超が「足りない」との結果に。

次に、育休中に夫の給料だけで足りないことによる影響を聞いたところ、最も多かったのは「貯金できない」(86人)だった。2位には「生活がカツカツになる」(72人)、3位には「貯金が減った」(40人)と続いている。

1位の「貯金できない」の具体的な回答には、「日々の生活を送る上では足りていたが、あまり貯金にまわせない」「全く貯金ができなかった」など、収入が足りず、貯金にまわすお金がなかったという意見が多数寄せられた。

2位の「生活がカツカツになる」と回答した人の中には、「生活費が苦しく、オムツなどの子ども用品を買うために、自分達の食費を節約した」「育休期間の後半は月5万円程度しか手当をもらえず、夫にもお金が足りないことを言い出せなかったので、節約生活だった」といった声も。

3位にランクインした「貯金が減った」には、「結婚する前に貯めていたお金が全部なくなりました」「貯金金額がいつもの半額以下になってしまった」といったコメントが寄せられた。

最後に、育休中に夫の給料だけで足りないときの対処法について聞くと、1位になったのは「貯金を取り崩す」(86人)だった。僅差の2位は「節約する」(80人)、3位は「ポイ活・副業する」(42人)、4位は「親に援助してもらう」(41人)と続いた。

具体的には、「私の独身時代の貯金を切り崩してなんとか切り抜けた」や「食材を買うときになるべく安く済む食品を選び、光熱費も節約する」といった回答も。中には「夫にアルバイトをしてもらった」や「親に仕送りしてもらったり食品を分けてもらったりして、なんとか乗り越えました」といったコメントも寄せられた。