『清掃中』の看板を見た外国人 ある勘違いをしてしまい? 「爆笑」「いい人すぎ」

日本語には、遠まわしな表現が多々あります。
特に、相手にとって都合のよくないことを伝えなければいけない時は、角が立たないように直接的ないい方を避けがちです。
日本で生まれ育った人であれば、こうした表現にも自然と慣れているでしょう。
しかし、日本語の独特な表現に慣れていない外国人は、意味を間違ってとらえてしまうこともあるようです。
日本の食や文化が大好きで、日本語の勉強にも熱心な、ラトビア出身のアルトゥル(@ArturGalata)さん。
『日本語を少し勉強している外国人の仲間たち』に向けて、SNSでこんな投稿をしていました。
デパートなどのトイレにある『清掃中 ご協力お願いいたします』という看板。
これ初見だと「トイレを掃除しています。手伝ってくれる方を募集中です」と勘違いするが、そうじゃないから気をつけて。
ちなみに私は全力で「協力します!」と手伝いに行った。
※写真はイメージ
清掃中の看板につづられた「ご協力お願いいたします」は「清掃中で使えない便器もある」「床が濡れているので、滑らないように気を付けて」などの意味が込められているのでしょう。
しかし、アルトゥルさんは素直に「掃除を手伝ってください」という意味だと勘違いしてしまったのです!
確かに、協力する内容が具体的に書かれていないので、日本語を勉強中の人には分かりにくいかもしれませんね。
また、海外で日本人は、スポーツ観戦などの際にゴミを片付ける『キレイ好き』なイメージもあるので、「清掃員じゃなくても掃除をするのかも…」と勘違いしてしまう人もいそうです。
投稿には「その発想はなかった!」などのコメントが多数寄せられていました。
・なるほど!この考えは思い浮かばなかった!日本語って曖昧なところがあるよね。
・アルトゥルさん、いい人だな~。優しい勘違いに笑いました。
・これは面白い!日本人からしたら違和感ないけど、確かに主語や目的語がなくて分かりにくいかもね。
アルトゥルさんの、突然の手伝うという申し出に、掃除をしていた清掃員はきっと驚いたことでしょう。
日本語の難しさと奥深さを、改めて感じさせられますね!
[文・構成/grape編集部]