2021年にも心理的虐待を認定…県の外郭団体運営の障害者施設で入所者を“虐待”か 脇腹あたりにアザ

三重県津市の県の外郭団体が運営する障害者施設で、職員が入所者を虐待した疑いがあることがわかりました。

津市の「三重県いなば園」によりますと、8月、重度知的障害のある成人の入所者に対し、職員が暴行を加える様子が施設内に設置された防犯カメラに映っていました。8月25日に内部通報があって発覚し、暴行を受けた入所者は脇腹のあたりにアザが見つかり、病院で検査を受けたということです。

この施設では2021年、入所する児童への心理的虐待があったと県から認定され、職員向けに研修を開くなどの対応を取っていました。

施設は今回の暴行について、8月28日に県へ通報したとし、「再発防止に何が足りなかったか今後の対策を協議している」としています。