東京大学法学部の学生らでつくる学生団体「東京大学法律相談所」は9月16、17日に、香取市の複合公共施設「みんなの賑わい交流拠点コンパス」で無料法律相談会を開く。
学生約40人が3~5人のグループに分かれ、相続や労使関係、隣人トラブルなどの悩みに応じる。刑法や税法に関わる相談は対象外。卒業生の弁護士が学生のアドバイザーとして参加する。
同団体は、地域社会への貢献や学問の研鑽(さん)を目的に、大学構内で相談活動を週2回程度で実施。夏季休暇には日本各地で移動法律相談を実施していたが、新型コロナの影響で2019年を最後に中止が続いていた。4年ぶりの今年は開催地に東京近郊の同市を選定した。
相談会は事前予約制。相談時間は約2時間。16日の開始時間は午前11時、午後2時半の2部制で、17日は午前10時、午後1時、午後4時の3部制。同団体の担当者は「ささいな悩み事でも気軽に相談してほしい」と呼びかけている。
予約は同団体(電話)03(3814)6378か、ウェブフォームから。