夏休みの宿題として、定番の自由研究。子供の自由な発想力を伸ばし、興味関心の幅を広げる目的があります。
動物の観察をしたり、普段はやらないことに挑戦してみたりと、子供たちは長期休暇を生かして、さまざまな取り組みに挑戦しているでしょう。
2023年の夏、らてまる(rate.maru9)さんの家では、自由研究について、小学6年生の息子さんが頭を悩ませていました。
息子さんの通う小学校は、希望者のみが自由研究を提出する決まり。そのため、これまで息子さんは自由研究に取り組んだことがなかったのだとか。
今回は、息子さんにとって小学校生活で最後の夏休み。親子で話し合った結果、自由研究に挑戦することにしました。
息子さんがテーマにしたのは、『歴史メシ』。歴史上の料理について調べ、実際に自らの手で作る…というものです。
歴史と食べることが大好きで、これまで「本に載っている歴史上の料理を食べてみたい!」といっていた、息子さん。
最初は自由研究に対して乗り気ではなかったものの、『歴史メシ』というテーマが決まると、目を輝かせ始めたといいます。
息子さんはこれまで日本で親しまれてきた料理について調べ、何軒も店を巡ってたくさんの食材を用意し、調理に挑戦。
縄文時代から現代までの一般的な家庭料理を作り、それぞれの時代を意識した服装を着用した上で、完成写真を撮っていきました。
最後のまとめで苦戦し、時には親子げんかをしながらも、自由研究は夏休みの最終日になんとか完成。
2023年の夏の思い出が詰まった、息子さんの汗と涙の結晶といえる作品を、ご覧ください!
※動画はInstagram上で再生できます。
らてまる【ずぼらママ、ミニマリスト】(@rate.maru9)がシェアした投稿
なかなかうまくいかず、何度も泣いたりくじけそうになったりしていた、息子さん。
それでも決して諦めず、最後まで自由研究をやり遂げた姿を見て、らてまるさんは我が子の成長に心打たれたといいます。
らてまるさんが「最後まで諦めず、本当によく頑張りました!」と花丸を贈った、息子さんによる自由研究。投稿を見た人からも「こだわりと熱意がすごすぎる!」「泣きそうになった。花丸をあげたい!」といった称賛の声が上がっています。
『歴史メシ』を実際に作ることで時代背景を知り、息子さんは歴史がより好きになったのだとか。自由研究の本来の目的に沿った、素晴らしい研究といえるでしょう!
[文・構成/grape編集部]