自身が被告の民事裁判で有利になるように…勤務実績を勝手に作り替え裁判所へ提出 県の女性職員が懲戒免職に

三重県教育委員会の職員が懲戒免職処分を受けました。自分が訴えられた民事裁判で有利になるように勤務実績を作りかえて、証拠として提出していたということです。

懲戒免職処分を受けたのは、三重県教育委員会研修企画・支援課の女性職員(50)です。

女性職員は2022年5月ごろ、自身が被告になっている損害賠償請求の民事訴訟をめぐって、公文書である勤務実績表を勝手に作り替えて津地裁に証拠として提出していました。

県教委の聞き取りに対して、女性職員は「原告からの追及に追い詰められ、逃れたいという思いだった」などと説明していて、三重県は刑事告発を検討しています。