名古屋市バス 運転士寝過ごし42分遅れで出発 「大ごとになると思って」管理者に報告せず

今月1日、名古屋市営バスで運転士が待機所で寝過ごし、42分遅れでバスが発車していたことがわかりました。今月1日、名古屋市営バスの午後8時26分瑞穂運動場東発、金山行きを運転予定だった47歳の男性運転士が待機所で居眠りし寝過ごしました。
男性運転士はその後、42分遅れでバスを発車しました。
名古屋市によりますと、1日の夜に市民から「バスが来ないが大丈夫か」というメールが届いていて、4日朝、市の職員がメールを確認。営業所内で聞き取りを行ったところ男性運転士が寝過ごしたことを認めたということです。
本来、バスが遅れる場合などは運転士が営業所の管理者にすぐに報告して判断を仰ぐということですが、男性運転士は聞き取りに「大ごとになると思い、自らの判断で運行した」と話しているということです。