学校食堂に食事提供「ホーユー」破産手続き準備 「夏休み明けリニューアル」と言われたまま音沙汰無い学校も

学校の食堂などに食事を提供する広島の業者が破産手続きの準備に入り、名古屋市内の県立学校でも影響が出ています。(荒川栞 記者)「こちらの食堂、ことし7月から当面の間休業と書かれていて、厨房も明かりがついておらず真っ暗です」
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名古屋市昭和区の愛知県立総合看護専門学校。この厨房を無料で借りて食堂を運営していたのが、広島市に本社がある「ホーユー」です。(愛知県立総合看護専門学校 白井宏知総務課長)「6月に代表取締役の方が学校にみえて『価格・メニューなど見直して夏休み明けにリニューアルオープンしたい』と」しかし学校によりますと、お盆明けに、リニューアルオープンの状況を聞こうと電話をしましたが、「担当者がいないのでわからない」と告げられました。9月に入って報道を見て再び電話をかけると、呼び出し音が鳴るだけでつながらなくなってしまったといいます。
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休業したままの食堂、今後の見通しについては…(愛知県立総合看護専門学校 白井宏知総務課長)「まだ本当に状況がわからないのでなんともいえない」学生たちは、弁当を持参するなどして対応しています。
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また、中区にある「ホテル名古屋ガーデンパレス」でも、社員食堂の管理・運営をホーユーに委託しています。ホテルによりますと、食堂の従業員からは7日以降も営業を続けると説明されましたが、広島の本社とは連絡がつかず、いつまで営業が続くかはわからないということです。
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