子育て中の親が必ず通るであろう、我が子の『イヤイヤ期』。
この時期の子供は、自我が芽生えるも、自分の気持ちをうまく表現できないため、なんでも「イヤ!」と言動で拒否することがあります。
我が子がその場に寝そべって動かなくなったり、外で泣き叫んだりされ、困り果てた親は少なくないでしょう。
もね(@monet_625)さんが育てる2歳の娘さんも、絶賛『イヤイヤ期』。
ある日、もねさんは、娘さんを保育園に迎えに行きました。
自宅に到着後、娘さんを降ろそうとすると「降りない!」「ドアを閉めて!」「来ないで!」などと拒否されてしまったのです。
もねさんが30分かけて説得するも、一向に降りてくれない娘さん。
35℃を超える暑さとあり、無理やり降ろして自宅に入りたいところですが、娘さんの意思を尊重しなかった場合、自宅で泣き叫ばれる可能性があります。
とはいえ、猛暑とあり、説得を続けるのは厳しい状況。すると、そこに『救世主』が現れたのです。
『苦渋の決断』を迫られていたもねさんの前に現れたのは、愛犬を連れた、近所に住む女性。
同じく子供を育てている女性は、もねさんが置かれている状況を瞬時に察したのか、娘さんに「ワンちゃんにおやつをあげてみよう?」と提案してくれたのです。
女性のおかげで、娘さんは車を降りただけでなく、すっかりご機嫌に!
「大変だけど頑張りすぎずにね」と笑顔で去っていった女性に、胸がジーンとした、もねさんなのでした…。
【ネットの声】
・なんて素敵なご近所さん…!そして全国の親たち、本当にお疲れさまです!
・30分も説得したもねさんもすごい!私だったら無理やり連れ出してしまうだろうな…。
・うちの子もチャイルドシートから降りなくてかなり揉めた思い出があるけど、今思い返せば本当に一瞬だった。頑張って…!
我が子の『イヤイヤ期』にどう向き合うかは、人それぞれ。正解も不正解もないのが現実でしょう。
しかし、同じような経験があれば、子供に頭を抱える親を助ける術があるかもしれません。
子育てに限らず、困っている他人の気持ちに寄り添い、手を差し伸べられる人になりたいと思わされますね。
[文・構成/grape編集部]