非常に毒性の強い「ニセクロハツ」…自ら採った毒キノコをカレーに入れて食べる 男性が一時意識不明の重体

愛知県幸田町で毒キノコを食べた男性が、一時意識不明の重体となっていたことがわかりました。

愛知県によりますと、8月10日夜、幸田町に住む30代の男性が、町内で採ったキノコをカレーライスの具材として調理し食べたところ、翌朝から下痢や嘔吐、首の痛みなどの症状を訴え病院に搬送されました。

男性は一時意識不明の重体となっていましたが、現在は意識が戻り、命に別状はないということです。

男性が食べたキノコは「ニセクロハツ」という非常に毒性の強いキノコで、厚労省によると、食べると30分から数時間で嘔吐や下痢などの症状が出て、その後18時間から24時間ほどで呼吸困難に至り、死亡することもあるということです。

県は野生のキノコを安易に口にしないよう呼びかけています。

※画像は三重県提供