飲酒運転の大きな代償「俺みたいになるな…」39歳男性が語る18年前の“悲劇” 誕生日祝いで酒飲みバイクで衝突 両手を使えず離婚も「他人の人生まで背負えますかって問いたい」

なくならない飲酒運転。「悲劇は自分だけで良い」と、警鐘を鳴らす男性に話を聞きました。
(宮城恵輔さん)「僕は『未来が絶たれた』というと極端だが、そうならないようにもっと自分を大事にしてほしいという意味で、『俺みたいになるな』ということをキャッチフレーズで言わせてもらっている」
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沖縄県に住む宮城恵輔さん39歳。18年前の2005年、宜野湾市の国道をバイクで走行中、カーブを曲がりきれず道路脇の柵に衝突しました。
CBC
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一命をとりとめたものの体には麻痺が残り、両手が使えなくなりました。
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自分の誕生日祝いで友人と酒を飲んだあと、バイクを運転した「飲酒運転」による事故でした。(宮城恵輔さん)「初めての飲酒運転ではなかった。何回か飲酒運転をして、無事に家にたどり着いていて、ちゃんと帰れるし、大したことはないなっていう感覚になっていた」
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飲酒運転の事故で、体に麻痺が残る宮城さん。様々なことを失ったといいます。(宮城恵輔さん)「両手が使えないので1人では何もできない。手が使えないので仕事もできず、離婚することになりました。罰金を払って元の体を取り戻せるなら、100万でも200万でも払いたい」宮城さんは今、口にペンをくわえ、タブレット端末に絵を描くアーティストとして活動しながら、飲酒運転の根絶を目指し、講演などを行っています。
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(宮城恵輔さん)「(私の場合 けがをしたのが)自分だから、自己責任でよかったが、もし他人をひいてしまったときに、自分の人生でも精いっぱいなのに、他人の人生まで背負えますかっていうのを問いたいですね」