アートと建築を愛で、美食に酔う「館内アートツアー付ランチ」を開催-ホテル雅叙園東京

日本美のミュージアムホテル、ホテル雅叙園東京では、10月4日~11月29日の期間の水曜日と金曜日限定で、創業から受け継がれてきたホテル内のアートを解説付でめぐるツアーと、レストランでのランチがセットになった「館内アートツアー付ランチ」を販売する。

同ホテルの前身、目黒雅叙園は、1931(昭和6)年に、庶民や家族連れでも気軽に入れる料亭として開業した。創業者・細川力蔵が、全国から腕のよい職人や芸術家たちを集めて施させた、天井や壁の絢爛豪華な装飾には、本物の芸術に触れ、夢のような時間を過ごしてもらいたいという想いが込められている。
1988(昭和63)年から3年間、旧目黒雅叙園は、目黒川流域における都市整備計画の実施に伴い、大規模な改修工事を行ったが、その休業期間中、館内にあった日本画や美術工芸品を修復し、現在の建物に移築しており、ホテル内には、昭和初期から大切に受け継がれてきた2,500点にもおよぶ美術品が残されている。

「館内アートツアー付ランチ」では、美術品の数々を専任のスタッフが解説付きで案内する。日頃は見過ごしてしまいそうな、細部にまで宿る建築美に込められた意味や歴史を聞くことで、景色ががらりと変わり、昭和の世界にタイムスリップしたかのような時間を過ごすことができるという。ツアーの後は、館内5つのレストランから選べるランチを用意しており、全身でアートと歴史を感じ、美食に酔いしれる感動体験を楽しめる。

「館内アートツアー付ランチ」は、10月4日~11月29日の水・金限定で開催。60分間のアートツアーは10:10~11:10、10:25~11:25の二つの回があり、南風階段や花魁回廊、招きの大門など館内を彩るアートの数々を解説付きでめぐる。

レストランでのランチは、中国料理「旬遊紀」の旬香ランチコース(6,200円)、日本料理「渡風亭」の特別会席膳(7,600円)、New American Grill “KANADE TERRACE” のランチブッフェ(5,500円)、RISTORANTE “CANOVIANO”のランチコース(6,400円)、CANOVIANO CAFEのパスタセット(3,200円)から選ぶことができる。