【速報】高滝ダム緊急放流か 午後2時以降見込み 放流後、養老川の水位上昇の恐れも 県が大規模災害に注意呼び掛け

13号による大雨で、千葉県は8日、市原市の高滝ダムで水位が上昇しているとして、緊急放流の可能性があると発表した。
県によると、ダムの水位は同日午前11時20分時点で37・71メートルとなり、貯水可能な最大水位40・3メートルに迫っている。緊急放流は午後2時以降を見込んでいる。
県は緊急放流した場合「(ダム下流の)養老川の水位が急激に上昇し、大規模な災害が発生する恐れがある。命を守る行動を」と呼びかけた。
県は同日午前11時半から災害対策本部会議を開き、熊谷俊人知事は幹部に対し「命に危険が及ぶ災害が発生する可能性が急激に高まっている。4年前の房総半島台風などで得た教訓を生かして、県民の安全を確保するために最善の行動をとってほしい」と指示した。