自身の特大パネルを貼り付けた母親 一人暮らしの息子に「女の子が遊びに来る前に…」

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わが子が一人暮らしを始めるときや結婚が決まったとき、親は嬉しい気持ちのなかにも、寂しさと不安が入り混じる。
そんななか、ある母親が考えた奇策に注目が集まり、TikTokで反響を呼んでいるようだ。アメリカの『NEW YORK POST』などが報じた。
【動画】部屋にママの特大パネル
「jillwagner81」のアカウント名でこのたびTikTokに動画を投稿したのは、ジル・ワグナーさんという女性。
10代のときに養子縁組し、一家の一員となった息子のハキンさんは、この秋ミズーリ州のメリービル大学に入学し、学生寮に入居する。
かわいい息子が初めて親元を離れるとあって不安なジルさんは、引越しを手伝うという名目で、とんだ奇策を思いついた。
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新しい部屋への荷物の搬入が落ち着いた頃、ジルさんはハキンさんが不在の隙を狙い、自身の特大パネルを作成した。
さらに夫の写真もベタッと壁に貼り付け、「もし女の子があなたの部屋に入って来ても、私たちが監視していますから」と言って爆笑したのだった。
これにはハキンさんも唖然とし、「恥ずかしいよ」と一言。パネルをどこに隠そうかと考えている様子の息子に、ジルさんは「だって、ママがいなくて寂しくなるでしょう」とからかっている。
もともと、ジルさんの息子ブランドンさんの友人だったというハキンさん。家庭環境が悪く、当時13歳だったブランドンさんが両親に「ハキンを助けて」と相談し、当局の介入を経て養子縁組が実現していた。
「当時のハキンには、愛情を注いでくれる誰かが必要でした」と当時の様子をメディアに明かしていたジルさん。
「育った背景や肌の色が違っても、みんな同じ人間です。どの子供も大切に育て、愛し、愛されることを学んでほしい」などと語っていた。
ハキンさんは、きょうだいともすぐに打ち解け、楽しい日々を送ってきた。「僕が一家に来た日から、ずっと面倒を見てくれたジルさんたちには、本当に感謝しています」と述べている。
白人家庭のなかに、たった1人のアフリカン・アメリカン。ハキンさんは周囲から奇異の目で見られることがしばしばだった。
しかしジルさんは、ハキンさんのフットボールに励む姿に涙し、18歳で巣立つ様子を応援し、そして心配している。血が繋がっていなくても、一家の絆は他の家族となんら変わらないようだ。
@Hakin Wagner Dad and i are always with you #maryville #moveinday #college
original sound Jill